CASHI

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「ラッセン展」

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撮影=山中慎太郎

「ラッセン展」
2012年8月1日(水) – 8月25日(土)
出品作家:クリスチャン・ラッセン、山口俊郎、小林武雄、出相洸一、結城唯善、悠久斎、梅沢和木、百頭たけし
レセプションパーティー : 2012年8月1日(水) 19:00-21:00
夏祭り : 2012年8月18日(土) 25日(土)に変更致します。 18:00-20:00
※8月12日(日)-8月17日(金)は夏季休業とさせていただきます。

この度CASHIにて、8月1日(水)から8月25日(土)までの期間、ラッセン展を企画いたします。

1990年代以降、日本社会全体で高い知名度を誇るクリスチャン・リース・ラッセンは、特に一般の人々からは「美術」の代名詞であるかのように捉えられることがあります。
その一方で、一言に「美術」と言ってみたところで、その美術を取り巻く状況によって、活動の形態も作品のあり方も分断されているのが日本の現状です。例えば、ラッセンがしばしば位置付けられるインテリア・アートであったり、日展や院展、二科展に代表される公募団体展であったり、本展会場となるCASHIが活動の舞台とする現代美術などがあります。

「美術」という日本語は、これらすべてを包括していながら、それぞれがほとんど交わることのない大きな歪みも内包してきました。しかし、ひとたび「作品」という単位で比較・鑑賞を行っていけば、その歪みを一旦見えなくさせ、大きな視点から「美術」について考え直すきっかけを作ることができるかもしれません。

出品作家はラッセンに加えて7名を選出いたしました。現代美術を活動の舞台とする作家から、公募団体展で華々しい経歴を持つ作家、特定の業態に位置づけることが難しい作家まで、そのバリエーションは様々です。作品の様態も、絵画、ドローイング、写真、立体、複製画など様々あり、それらを括る最小の単位は「作品」というほかないでしょう。

ラッセンを筆頭に、これまでお互いに有効な分析の機会が与えられることのなかった作品同士を並べ、作品という単位にこだわって美術を見直してみることが、この曖昧な現状に対して最も誠実に向き合う方法であろうと考えて、本展を企画いたしました。つきましては、実際に会場で作品を鑑賞することで、この思いを共有して頂けましたら幸いです。

企画:大下裕司、原田裕規 / 主催:CASHI

pdf iconPress Release(ja)

Exhibition

「はたからみる」

2023 : Exhibition

「遷移する風景♡」

2021 : Past

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2020 : Past

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2020 : Past

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2020 : Past

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2018 : Past

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2017 : Past

「dpi」

2017 : Past

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2016 : Past

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2015 : Past

「Celsius」

2015 : Past

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2015 : Past

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Group Show VII

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北加賀屋クロッシング2013 「MOBILIS IN MOBILI -交錯する現在-」 

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Group Show VI -Drawing Selection-

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「梅沢和木回顧展」

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2013 : Past

「Group Show V」

2013 : Past

「ラッセン展」

2012 : Past

「100 degrees Fahrenheit vol.3」

2012 : Past

梅沢和木「大地と水と無主物コア」

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興梠優護「boiling point」

2011 : Past

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parapera presents 「LIVE! LIVE! LIVE!」、「FUTURE ZINE WORKSHOP」、「NEW ZINE WORKSHOP」

2011 : Past

「Group Show IV」

2011 : Past

「matter」

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加藤直個展 「sunao」

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「Group Show III」

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2010 : Past

「parapera show ∽(シミリス)」

2010 : Past

「それらすべてを光の粒子と仮定してみる」

2010 : Past

「Group Show II」

2010 : Past

「再生する崩壊する自我する梅沢和木するラウンジする画像コアする*ラウンジ」

2010 : Past

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「100 degrees Fahrenheit vol.2」

2010 : Past

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Negam! 「ザギンでシースーを -Breakfast at Tiffany’s-」

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「誠実な草」

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三木サチコ 「プレゼントは雨の後ろ」

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「ニエプスの箱・右 / 左」

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「不死鳥と雉鳩 -真夏の夜の夢2-」

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「100 degrees Fahrenheit vol.1」

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Nam HyoJun 「ミドルテンション」

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笹田靖人 「U to Pia」

2009 : Past

杉浦慶太 「森 -Dark Forest-」

2008 : Past

悠久斎 「わたしのために」

2008 : Past

サガキケイタ 「Birthday」

2008 : Past

三木サチコ 「震度1の微震」

2008 : Past

助田徹臣 「日没後に向こう側」

2008 : Past

「真夏の夜の夢」

2008 : Past

帆苅祥太郎 「Behind the Sun」

2008 : Past

「100 degrees Fahrenheit vol.0」

2008 : Past