「不死鳥と雉鳩 -真夏の夜の夢2-」
「不死鳥と雉鳩 -真夏の夜の夢2-」 鈴木一郎太, 徳本茉莉子, 山脇紘資
2009年7月18日(土) – 8月8日(土)
オープニングレセプション : 2009年7月18日(土) 18:00-20:00
昨年8月に開催した「真夏の夜の夢」では、ペインターと写真家という組み合わせで夏に相応しい幻想的な空間を演出致しました。今回は同じくシェイクスピアの作品より展覧会名を「不死鳥と雉鳩」と題し、ペインター3名にて真夏の夢をテーマに空間を表現致します。
徳本茉莉子は塩化ビニル板やアクリル板を支持体に美しい色と筆跡で女性や動物を、鈴木一郎太は都市の公園のパラレルワールドのような不気味さを、山脇紘資は自身の中に広がる自分だけの世界の住人を、それぞれ油彩で表現します。
徳本の描く顔のない女性、鈴木の広大で不気味な公園、山脇の架空の世界のキャラクターはどれも思い出せそうで思い出せない、
しかしある一部分だけは鮮明に覚えている、まるで曖昧で不安定な夢の記憶のようです。
今年も夏という特別な季節に合わせ、過ぎ去ってしまうと果たして現実だったのか、夢だったのかわからなくなるような特別で曖昧な記憶をご提供致します。
7月18日初日のレセプションパーティーには作家も来廊致します。是非ご高覧、ご紹介賜りたく、ここにご案内申し上げます。