「100 degrees Fahrenheit vol.2」
遠山裕崇 「無題」 2009キャンバスに油彩、岩絵の具、蜜蝋 H1303×W1303mm
「100 degrees Fahrenheit vol.2」
2010/6/4(金) – 6/26(土)
レセプションパーティー : 2010年6月4日(金)18:00-20:00
この度CASHIでは若手作家グループ展「100 degrees Fahrenheit vol.2」を開催いたします。
華氏度での人間の平熱は98.6度と言われており、体温が華氏100度以上になると治療が必要とされています。その為、物理的に人に何らかのダメージを与え始められる温度として展覧会名を「100 degrees Fahrenheit」と題し、2008年6月のこけら落としとなった「100 degrees Fahrenheit vol.0」、そして一周年を祝し開催された「100 degrees Fahrenheit vol.1」ではともにCASHI(華氏)という名の通り若手作家数名によるグループ展によって、新時代の温度を感じる空間を演出しました。
シリーズ3度目となる本展では、若手作家4名によるグループショーを開催いたします。
海谷慶は自然物をモチーフとした幻想的な細密木彫作品を、稲葉友宏は、自身の夢のような空想世界を丁寧に紡いだ鉄鋼作品を、遠山裕崇は花をモチーフとしたどこかメランコリックで静かな具象絵画を、伊佐治雄悟は、身近にある文房具を用いたミニマルな、しかし動物性を感じさせるレディメイド的彫刻作品を、それぞれ展示いたします。
6月4日初日のレセプションパーティーには作家も来廊致します。3年目のCASHIが示す、新しい空気感を是非ご高覧、ご紹介賜りたく、ここにご案内申し上げます。