三木サチコ 「震度1の微震」
「flower drop」三木サチコ 2008 FRP, Acrylic H140xW40xD40cm
「震度1の微震」 三木サチコ
2008年10月3日(金) – 10月25日(土)
オープニングレセプション : 2008年10月3日(土) 18:00-20:00
晩夏の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。この度、CASHIでは10月3日より10月25日まで、三木サチコ個展「震度1の微震」を開催致します。
三木サチコは1974年に生まれ、東京造形大学の現在の大学院にあたる研究生制度(彫刻領域)を修了後、東京を中心に精力的に活動をしている女性作家です。
三木の作品の特徴はその人間の胎児のようなフォルムと、無表情なそれから流れる「涙」です。特にこの「涙」は三木自身の涙を意味しており、ここ数年の制作で一貫している作品テーマです。これらの要素はネガティブな流れに向かいがちですが、三木の作品はむしろ花というモチーフや色彩の鮮やかさから、女性らしさと生へのエネルギーを感じとれます。
「震度1の微震」と題された本展では新作旧作合わせて6点で構成し、ギャラリー全体を1つの三木の空間として色彩豊かに演出する予定です。
10月3日初日のレセプションパーティーには作家も来廊致します。是非ご高覧、ご紹介賜りたく、ここにご案内申し上げます。